エスユーエス初値予想コンセンサス届かず公開価格の2.16倍

エスユーエス初値4970円

エスユーエスIPO

きょう東証マザーズ市場へ新規上場したエスユーエス初値は4970円、公開価格を2.16倍となった。IT分野に強みを持ち人材育成に特色がある同社、IPO関係者からは期待が高く初値予想コンセンサスは上場初日は初値がつかずに買い気配で終わると見られてた。

エスユーエス初値形成後は売りが優勢、午後2時22分現在では安値4425円まで値下がりする場面があった。初値予想コンセンサスは5300円~6000円だったが、公開価格を大幅に上回るものの、コンセンサスを下回る結果となった。

主幹事証券の野村證券レポートでは、2017年9月期の営業利益は前期比19%増、2018年9月期は25%増を予想。コンサルティング事業は苦戦しているが、全社ベースでは売上高9%増、営業利益19%増を予想としている。

リスク要因としては人材の確保、派遣先となる顧客企業の業績悪化、価格下落が挙げられるが人手不足で人材派遣サービス業界は好調でポジティブな波に乗っていると考えられる。

エスユーエス新規上場

参考エスユーエス東証マザーズ上場承認、初値は公開価格の2倍期待
参考ロードスターキャピタル上場前説明会、不動産小口化会員数9000人