シェアリングテクノロジー初値予想は公開価格の2倍がコンセンサス

シェアリングテクノロジー初値予想

8月3日、シェアリングテクノロジーが東証マザーズと名証セントレックス市場へ新規上場する。公開価格は仮条件1560円~1600円の上限1600円で決定したことから、公開前のブックビルディング需要は旺盛、マザーズ上場としては公開規模がやや大きいが、IT関連ということもあって初値は堅調な展開が予想されている。

シェアリングテクノロジー初値予想コンセンサスはIPO投資情報関係者の間で、公開価格1600円に対して2800円~3200円との観測。ベンチャーキャピタル保有株の多さと、ロックアップが公開価格の1.5倍という条件で解除される点が、初値好調でも上値を抑える要因と考えられる。

事業内容は生活の困りごとを解決する業者サービス仲介をする「生活110番」など193WEBサイトを運営。専門分野サイトに特化することで、集客がしやすく広告主も集まりやすい特徴を持つ、バーティカルメディアといい特化型サイトを運営している。

主幹事証券は大和証券、公募60万株、売出し60万株、オーバーアロットメントによる売出し18万株、今回はSBI証券、香川証券、いちよし証券、みずほ証券、SMBC日興証券、マネックス証券も引受幹事証券となっている。

シェアリングテクノロジーIPO



【企業沿革】

年月

概要

平成18年11月

京都府京都市山科区において資本金10千円で株式会社リッツを設立

平成19年5月

愛知県名古屋市中区(あいちベンチャーハウス)へ本社移転

平成20年7月

株主割当増資により資本金10,000千円に増資

平成21年5月

インターネット回線の取次サービスを提供する「ネット110番事業」を開始

平成22年7月

愛知県名古屋市中区新栄へ本社移転

平成24年4月

ライフサービス領域に関する「バーティカルメディアサイト」の運営等を目的として、「WEB事業」を開始

平成24年5月

株主割当増資により資本金35,000千円に増資

平成24年6月

愛知県名古屋市中区丸の内へ本社移転

平成25年12月

「ネット110番事業」を会社分割によりネット110番株式会社を新設し、子会社化

平成25年12月

ネット110番株式会社の株式を外部に一部譲渡し、非子会社化

平成26年9月

第三者割当増資により資本金44,998千円へ増資

平成27年6月

ライフサービスにかかる総合プラットフォームサイト「生活110番」の運営を開始

平成27年9月

商号をシェアリングテクノロジー株式会社に変更

平成28年5月

第三者割当増資により資本金121,248千円へ増資

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幹事証券

引受人 引受株式数
大和証券 480,000
SBI証券 36,000
香川証券 36,000
いちよし証券 18,000
みずほ証券 12,000
SMBC日興証券 12,000
マネックス証券 6,000
600,000

シェアリングテクノロジー上場承認WEBコンサル大和証券IPO