QBネット初値2115円、上場初日の終値は初値比110円高の2225円

QBネットHD初値予想を下回る

QBハウス店舗

3月23日、東証一部市場へ新規株式公開したキュービーネットホールディングス初値は2115円、公開価格2250円を6%下回って取引された。その後はIPOセカンダリー投資家の買いが入り上場初日の終値は初値比110円高の2225円、出来高は363万2900株だった。

10分の身だしなみ全国店舗展開QBHOUSEを運営するQBネットホールディングス(6571)は公開価格2250円に対して朝方から売り気配で始まった。IPO関係者によるキュービーネットHD初値予想は公開価格と同水準の2250円だったが、実際には公開価格を6%下回る2115円で初値がついた。

折しも米国株急落を受けて東京株式市場は地合いが悪く、個人投資家も持ち高整理の動きから他の銘柄を換金する動きが活発。人気のIPO銘柄でも大型IPOは分が悪い地合いとなった。

この日、同時に東証マザーズ市場へ新規上場したファイバーゲート(9450)は終日買い気配のまま初値が付かず、最終気配値は公開価格1050円の2.3倍となる2415円で約定せずに気配値で終了した。

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