シャノン新規上場初日初値つかずIPO人気56万9800株の買い注文残す

新規上場のシャノン値つかず、最終気配値は公開価格の2.3倍

きょうマザーズに新規上場のシャノン(3976)が、公開価格1500円と同水準で買い気配スタート。その後も順調に気配値を切り上げ、結局値つかずとなった。最終気配値は公開価格の2.3倍の3450円。初値形成を週明け以降に持ち越した。

同社は、企業の営業活動の情報管理に役立つクラウドサービスを提供する。公募15万株のほか、オーバーアロットメントによる追加売り出し2万2500株を実施した。会社側がきょうの寄り付き前に発表した17年10月期の連結営業利益は、前期比2.2倍の1億100万円の見通し。

IPO関係者の間ではシャノンの初値を公開価格1500円に対して2.3倍超の3500円と予想する向きがあった。市場からの吸収金額が約2億6000万円と少なく需給面も良好で、クラウドサービス関連であるうえに今年のIPO第一号とあって、投資家の関心が高かったようだ。

シャノンIPO新規上場

IPO情報シャノンは2017年最初の新規株式公開で初値パフォーマンス

IPOスケジュール2017年|新規上場会社情報

安江工務店新規上場承認、2月10日ジャスダック・名証二部へ上場

日宣(6543)IPO上場承認、2月16日にジャスダック市場へ新規上場

日宣(6543)IPO上場承認、2月16日にジャスダック市場へ新規上場

レノバ上場承認IPO企業情報|マザーズ市場2月23日新規株式公開

レノバ上場承認IPO企業情報|マザーズ市場2月23日新規株式公開

ユナイテッド&コレクティブ上場承認、初値予想強めセカンダリー妙味

ユナイテッド&コレクティブ上場承認、初値予想強めセカンダリー妙味