大阪油化工業(4124)IPO精密蒸留精製を展開する化学メーカー

大阪油化工業(4124)IPO精密蒸留精製を展開する化学メーカー

大阪油化工業IPO

10月5日、ジャスダック市場へ大阪油化工業(4124)が新規上場した。上場初日は買い気配から始まり午前9時18分に4290円で初値をつけた。公開価格1860円に対して66.7%上回る水準となった。

大阪油化工業初値予想コンセンサスは、公開価格を意識した1860円~2060円という観測だった。実際には公開価格1860円を66.7%上回る4290円で初値をつけ高いパフォーマンスとなった。

公募27万株、売出し26万株、オーバーアロットメントによる売出し7万9500株、主幹事は野村證券ほか、大和証券、SMBC日興証券、SBI証券が引受業者になっている。

野村證券がIPOレポートで紹介

主幹事証券の野村證券は新規上場企業紹介レポートとして、大阪油化工業のリサーチレポートを発行している。レーティング、投資判断は付与されていないが、精密蒸留精製を展開する化学メーカーで、ニッチ分野に特化して、顧客の研究開発へ一貫したサポートを提供しているという。

精密蒸留精製とは、混合物を蒸発させて沸点の異なる成分を分離させ、1℃未満のわずかな沸点の差を利用して純度の高い成分を精製する技術のことをいう。

野村證券調査部アナリストは、大阪油化工業の業績見通しを2017年9月期の営業利益を前期比2%増、2018年9月期を0.8%減少と予想。今期は既存顧客の案件拡大で売上高が8.3%増加予想、2018年9月期は利益率の低い案件が増えて営業利益は2%増予想にしている。




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