ビーグリー初値予想は公開価格1880円を意識した水準がコンセンサス
ビーグリー初値予想
3月17日は東証マザーズに2社IPO、電子コミック配信の「まんが王国」を運営するビーグリー(3981)、ジャパンエレベーターサービスHD(6544)が新規株式公開する。最新情報ではビーグリー初値予想は低パフォーマンス、ジャパンエレベーターサービスHDは公開価格を20-30%上回ると想定されている。また上場初日に買い気配となった、ほぼ日初値予想が一番目立つ格好になると見られている。
ビーグリー上場は投資ファンドの売却という色合いの強い新規上場で、出口上場・EXIT上場と見られがち。この手の上場は投資家に敬遠されるので人気が高まりにくい、更に公開規模が約98億円とマザーズ市場IPOとしては大きいサイズであり、公開価格1880円を下回る可能性の水準から公開価格を上回っても5~10%程度と低めの期待値でみられている。
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参考IPOスケジュール2017年|新規上場会社情報
ビーグリー沿革
<menue株式会社(旧menue、実質上の存続会社)の沿革>
年月 |
事項 |
平成16年10月 |
東京都渋谷区に「株式会社ビービーエムエフ(旧ビービーエムエフ)」を設立。 |
平成17年3月 |
本社を東京都港区に移転。 |
平成17年8月 |
ジェイディスク株式会社を子会社化(同社は平成27年4月解散、同年7月清算結了)。 |
平成18年4月 |
フィーチャーフォン向けコミック配信サービス「ケータイ★まんが王国」を開始。 |
平成20年7月 |
iPhone3Gの日本発売と同時にコミックアプリを配信開始。 |
平成20年8月 |
南京波波魔火信息技术有限公司を子会社化。(同社は平成28年2月解散決議、現在清算手続中)。 |
平成20年9月 |
株式会社ニューを存続会社として吸収合併、商号を株式会社ビービーエムエフに変更。 |
平成20年12月 |
本社を東京都千代田区に移転。 |
平成22年7月 |
まんが王国累計1億冊ダウンロード突破。 |
平成22年8月 |
商号を「menue株式会社(旧menue)」に変更。 |
平成23年5月 |
Androidアプリのリリースを開始。 |
平成23年11月 |
スマートフォン向けコミック配信サービス「まんが王国」を開始。 |
平成24年10月 |
Androidアプリ累計5,000万ダウンロード突破。 |
平成24年11月 |
まんが王国累計2億冊ダウンロード突破。 |
平成25年8月 |
漫画に特化したクラウドファンディングサービス「FUNDIY」を開始。 |
平成25年12月 |
Androidアプリ累計1億ダウンロード突破。 |
平成26年2月 |
株式会社MNHが当社株式を全部取得し、当社は株式会社MNHの完全子会社となる。 |
平成26年5月 |
株式会社MNHが当社を吸収合併し、消滅会社となる。 |
<当社(形式上の存続会社)の沿革>
年月 |
事項 |
平成25年11月 |
株式会社MNHを設立。 |
平成26年2月 |
menue株式会社(旧menue)の全株式を取得し、同社を完全子会社とする。 |
平成26年5月 |
株式会社MNHを存続会社としてmenue株式会社(旧menue)を吸収合併、商号をmenue株式会社に変更。 |
平成26年9月 |
商号を「株式会社ビーグリー」に変更、本社を東京都港区に移転。 |
平成26年12月 |
まんが王国累計3億冊ダウンロード突破。 |
平成27年2月 |
イラスト分散型メディア「ETOPICA」を開始。 |
平成27年11月 |
まんが王国累計4億冊ダウンロード突破。 |
平成28年4月 |
まんが王国サービス開始から10周年を迎える。 |
平成28年9月 |
まんが王国累計5億冊ダウンロード突破。 |
(注)ダウンロード冊数は、無料購読タイトル及びコマ形式のタイトルを冊数換算したものを含みます。
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