クロスフォー、ユニフォームネクスト大幅高、直近ＩＰＯに資金向かう
ＩＰＯセカンダリー投資
日経平均株価が２万円割れで膠着状態、投資家の物色は低位株や値動きの良い新興銘柄、決算情報を元にした決算プレイが主体となっている。直近のＩＰＯ銘柄、クロスフォー、ユニフォームネクストが大幅高、ＪＳＢは軟調な展開。
７月のＩＰＯ銘柄に資金が向かっている様子、クロスフォー(7810)は新規上場以来連騰に連騰を重ね、初値1051円から午前10時10分には1810円まで株価上昇する局面があった。
クロスフォー初値予想は評価が高くなかったが、売買単位・最低投資金額が少額で済むことから物色されている。３月に上場したソレイジア・ファーマ(4597)と似たような感じだ、初値予想は低かったが個人投資家に買いやすい事から物色されて思追いがけない株価上昇となっている。
こうした流れを受けて、公開規模６億円だった小型ＩＰＯのユニフォームネクスト(3566)が急反発。上場初日は買い気配のまま初値が付かず持越しになったために、公開価格2800円に対して2.37倍の6640円で初値をつけ高値警戒感が持たれ、３日間下値を切り下げる動きが続いたが「初押しは買い」でリバウンド。
発行株数の少ない小型株だけに、上がり続ければ株価が一方通行になる可能性が高く、投資家からの注目度が高まっている模様。前引けは590円高の6200円、一時は820円高の6430円まで買われる場面があった。
一方で軟調な推移をしているのがジェイ・エス・ビー(3480)で、公開規模がやや大きく東証二部銘柄ということもあって人気が先の２銘柄より劣っている様子で、株価は盛り上がらずに前日比115円安の4275円で推移している。
クロスフォー株価チャート 上場４日目
ユニフォームネクスト株価チャート 上場５日目
ジェイ・エス・ビー株価チャート 上場４日目
（注）株価チャートはＳＢＩ証券から引用しています。
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