ディーエムソリューションズ上場承認
東京証券取引所はディーエムソリューションズ(6549)上場承認を発表した、上場日は6月22日、市場はジャスダック、公募10万株、売出9万7000株、オーバーアロットメントによる売出し2万9000株、幹事証券はSBI証券でビーブレイクシステムズ(3986)、アセンテック(3565)に続き連続でIPO3案件を手掛けることになった。
ディーエムソリューションズ事業内容は「ダイレクトメール及び宅配便の発送をワンストップで行う発送代行事業、コンテンツマーケティングやSEOコンサルティングサービス及び自社メディアサイトの運営等によるインターネット広告事業」で、社名からもわかりやすい。
ディーエムソリューションズ初値予想
今回のIPO案件、小振りな割には元引受取引参加者ブローカーが妙に多いと感じる。このサイズ資金調達額でSBI証券が主幹事なのに野村證券も売り出しにかかわってくるのは異例なパターン。想定売出し価格2170円、売出株数22万6000株、公開規模は4億9000万円と小型案件。
上場前の株主上位を見ても投資ファンド、ベンチャーキャピタルなどの大株主が存在せず上場後の需給面は安心材料。公開規模が5億円程度の小型案件IPOは公開価格に対して初値が数倍になるケースが多い初値騰落率が高いIPOで人気化する。オンライン証券が主幹事で上場後も値動き重視の投資家が売買を活発に行うなど、ポジティブな材料が十分そろっている。
ディーエムソリューションズ初値予想は公開価格の2倍~3倍が期待される。公開価格が仮に2300円なら初値4600円~6000円と皮算用する。IPO購入方法はSBI証券のチャレンジポイントを使っても積極的に狙いたい新規公開株。当選すれば100株だけでも20~40万円の利益が得られるだろう。
ディーエムソリューションズの収益は主に2つの事業から成り立っている。(1)ダイレクトメール事業は、ダイレクトメール企画から印刷、封入、発送管理まで一括して請け負う。(2)インターネット事業は、SEO、コンテンツマーケティング運用型連動広告、Webサイト制作、インターネットマーケティングコンサルティングなどのサービス提供。
ディーエムソリューションズ(6549) | |||||
上場日 | 6月22日 | 市場 | ジャスダック | 公募 | 100,000 |
上場承認日 | 5月16日 | 仮条件 | 5月30日 | 売出し(引受人の買取引受による売出し) | 97,000 |
公開価格 | 公開価格決定日 | 6月8日 | OA | 29,000 | |
初値 | 騰落率 | BB期間 | 6月1日-6月7日 | ||
主幹事 | SBI証券 |
結果 | 申込期間 | 6月12日-6月15日 | |
元引受取引参加者 | 野村證券、みずほ証券、岩井コスモ証券 |
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事業内容:ダイレクトメール及び宅配便の発送をワンストップで行う発送代行事業、コンテンツマーケティングやSEOコンサルティングサービス及び自社メディアサイトの運営等によるインターネット広告事業 |