カチタス初値予想コンセンサス、セカンダリー投資の資金回転が効く

カチタス リフォーム中古再生住宅

カチタス初値予想

12月12日、東証一部へ直接上場となったカチタス初値予想と同水準で寄り付く。午前9時に、カチタス公開価格1640円を1.5%上回る1665円で初値を付け、その後も株価上昇となっている。

IPOカチタスは東証一部市場の売買代金ランキング6位、再上場案件と大型IPOから初値騰落率は1.5%と低いスタートとなった。しかし株式市場関係者からは、初値が高く、その後に株価が下落する新規上場メイからよりも、最初は低く始まりセカンダリー投資が成功するパターンが好まれるとしている。

カチタスは中古住宅を買い取り、リフォーム後に再販するビジネスモデル。かつて名証セントレックス市場で上場して2012年に上場廃止した、やすらぎが源流の再上場案件。

IPO関係者によるカチタス初値予想コンセンサスは、公開価格1640円に対して1840円から2040円とみられていた。しかし上場初日の取引会社午前9時に寄り付き初値が形成され、セカンダリー投資の資金が回転が効いて初値比217円高の1882円まで上昇する場面もあった。

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