日宣(6543)IPO上場承認、2月16日にジャスダック市場へ新規上場

IPO企業情報 日宣(6543)初値予想は強め

東京証券取引所は1月13日、日宣(6543)の上場承認を発表した。上場日は2月16日、ジャスダック市場へ新規上場する。2017年IPO銘柄の3社目案件となる。公募20万株、売出し5万株、オーバーアロットメント3万7500株、想定発行価格1540円、上場時の発行済み株数190万株、上場時の時価総額29億2600万円、公開規模(資金調達)は4億4200万円、主幹事証券は大和証券。

日宣初値予想は強めと考えられる、公開規模が約4億5000万円と小型IPO案件であることや、ベンチャーキャピタル保有株には90日間のロックアップか公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除という特約がついている。単純計算で日宣の初値は公開価格の1.5倍までは楽にいけると予想される。仮に公開価格が1700円だった場合、1.5倍の2550円が初値予想の参考水準となる。IPO抽選申し込みは積極的に狙いたい銘柄だ。

日宣(6543)
上場日 2月16日 市場 ジャスダック 公募 200000
上場承認日 1月13日 仮条件 売出し株数 50000
公開価格 決定日 2月8日 OA 37500
初値 騰落率 BB期間 2月1日-7日
主幹事 大和証券 申込期間 2月9日-14日
事業内容:広告・セールスプロモーションを中心としたコミュニケーションサービス全般の提供、マーケティングに関わるコンサルティング及びサービス




日宣IPO新規上場

株式会社 日宣 https://www.nissenad.co.jp/

幹事証券

引受株数
大和証券 未定
SMBC日興証券 未定
いちよし証券 未定
岩井コスモ証券 未定
SBI証券 未定
マネックス証券 未定
200,000

 

IPOスケジュール2017年|新規上場会社情報

ベンチャーキャピタルの保有株は、ジャフコV2共有投資事業有限責任組合122,500株(6.52%)、ジャフコV2-W投資事業有限責任組合12,260株(0.65%)、ジャフコV2-R投資事業有限責任組合5,240株(0.28%)となっている。

日宣初値形成後のセカンダリー投資は、思うように公開価格の1.5倍を超えなかった場合に参加可能。ベンチャーキャピタル保有株のロックアップ解除が公開価格の1.5倍か上場後90日間となっているので株価2500円以上は利益確定売り価格帯と捉えたい。

企業沿革

昭和22年4月 兵庫県神戸市において当社の前身である宣伝五洋社を創業し、広告宣伝業を開始
昭和28年3月 大阪府大阪市において、資本金300万円で株式会社を設立、商号を日本宣伝工業株式会社に変更
昭和28年3月 日宣印刷紙器株式会社(現・連結子会社)を設立し、印刷業を開始
昭和38年4月 東京都文京区に東京営業所を開設
昭和51年10月 東京営業所を東京支社と改称
平成5年3月 商号を株式会社日宣に変更
平成8年2月 ケーブルテレビ加入者向けテレビ番組情報誌「チャンネルガイド」出版開始
平成12年9月 東京都千代田区に本社ビル(日宣神田ビル)を竣工し、本社を移転
平成12年11月 日宣印刷紙器株式会社の商号を株式会社日宣印刷(現・連結子会社)に変更
平成25年1月 愛知県名古屋市中区に名古屋営業所を開設
平成26年8月 株式会社ハル・プロデュースセンターの株式取得
平成27年9月 株式会社ハル・プロデュースセンター(資本金1,000万円)を吸収合併
平成28年8月 東京都千代田区に本社ビル(日宣神田第2ビル)を竣工し、本社を移転