ほぼ日(3560)上場2日目の終値は初値比6.3%安い5020円で終了
ほぼ日初値5360円、公開価格の2.3倍
ほぼ日刊イトイ新聞、ほぼ日手帳を手掛ける運営会社ほぼ日(3560)が上場2日目で初値をつけた。ほぼ日初値は5360円、高値5480円まで上昇して終値は初値比340円安の5020円だった。上場初日の3月15日は前評判の高さから買い注文が殺到して値幅制限上限の5410円の最終気配値で終了したが、上場2日目は東証が即日徴収など買い方に規制を掛けたことで前日の気配値よりも安く初値がついた。
IPOラッシュで新規上場件数が多い中でも特に注目度の高い新規上場案件、代表者の糸井重里氏が著名コピーライターであることや、ほぼ日手帳など話題性の高いことが初値高騰プレミアムとなった。ほぼ日は公開価格2350円に対して2.3倍の5360円で初値をつけ、終値は初値比6.3%安い5020円で取引を終えている。
ほぼ日(3560)株価チャート引用:SBI証券
人気の高いIPOで問題視されるのが、初値が高すぎてセカンダリー投資家が全員損してしまうという点が話題になる。ほぼ日の場合、経営者が著名人ということ、資金調達額が小さかった事、株式市況が好調で個人投資家が値動きの大きな新規公開株へ投資資金が集中しやすかったことが挙げられる。
来週も注目IPOが続く、評判の高いのは、一風堂ラーメンを運営する力の源ホールディングス(3561)、介護関連のインターネットインフィニティー(6545)、ネット市場調査のマクロミル(3978)など、東証一部の主力銘柄がもたついている間にIPO銘柄に資金流入で活況となる見通し。
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