ズーム終値1885円、初値比17.3%安で上場初日は安値引け
ズーム(6694)ジャスダック新規上場
3月28日ジャスダック市場に新規株式公開したズーム(6694)は朝方買い気配からスタートして、午前10時31分に初値予想コンセンサスを上回る2278円で初値をつけた。
公開価格1520円を約50%上回る高いパフォーマンスで始まったズーム株価は、寄り付き直後につけた2331円が高値となり、その後は軟調に推移して安値引けの1855円で上場初日の取引を終えた。
初値は公開価格を50%上回り、終値は初値比17.3%安い1855円となった。IPO銘柄の典型的な初値天井となったことで、セカンダリー投資家にシコリ玉を作らせてしまった事はネガティブ。
今年のIPOは初値高騰するケースが多く、市況環境が良好なことから買われ過ぎてしまう傾向が出ている様子。28日のジャスダック市場の売買代金ランキングトップは、新規上場のNo.1(3562)で2位がズームだった。
上場後の記者会見でズーム飯島社長は配当性向30%を最低ラインにしたいとコメントしたことはポジティブ要因。米国向け販売比率が約3割あり、想定為替レートは1ドル=103円に設定、このまま円安水準が続けば業績上方修正の要因になるとみられる。
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