アセンテック初値5950円、公開価格の2.98倍、セカンダリーは慎重

アセンテック初値予想コンセンサスを上回る

アセンテック初値5950円

アセンテック上場2日目に初値をつけた、朝から買い気配で始まり午前9時56分に公開価格2000円の2.98倍となる5950円でアセンテック初値が形成された。5月のIPOがなく6月まで空白期間があるために人気が高まった。

マザーズ市場、IT関連、小型IPOと大幅高になる素地があったうえに、フランス大統領選挙リスクが取り除かれ世界中でマーケットが一気にリスクオンとなったことも好タイミングだった。IPO投資情報関係者の間では、アセンテック初値予想コンセンサスは4600円、上場2日目の最新初値予想は6000円だった。

初値形成後は高値が6000円、安値が5630円と売り買い交錯。ゴールデンウィーク直前なのでセカンダリー投資は深追いしない投資スタンスが多い模様。

IPO投資家の間ではSBI証券が主幹事を務める案件で、新規上場による資金調達額の少ない小型IPO案件は初値騰落率が高いと注目されている。2016年にSBI証券が主幹事証券のIPO案件は13社あり、公開価格に対する初値騰落率は+96.6%と非常に良いパフォーマンスだった。

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