SGホールディングス(佐川急便)12月13日に東証一部へ新規上場

SGホールディングス(佐川急便)

SGホールディングス

佐川急便の持株会社SGホールディングス(9143)の公開価格が1620円に決定したと、12月4日に東京証券取引所が発表した。新規上場前の仮条件は1540円~1620円で、上限の1620円で公開価格が決定したことはIPO需要が強いことが伺える。

主幹事証券は大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券、売出し株数は7158万2900株、オーバーアロットメントによる売出し719万2500株、仮条件決定日は11月24日、売出し価格(公募価格)決定日は12月4日、上場予定日12月13日、市場は東証一部市場となっている。

SGホールディングスが新規上場による資金吸収額は1276億円で、今年3月に上場したスシローグローバルホールディングスの760億円を上回り、今年最大のIPOとなる。公開価格で試算する時価総額は5187億円で、ヤマトホールディングス(9064)の時価総額9376億円、日本通運(9062)の時価総額7065億円、トナミホールディングス(9070)の時価総額5280億円に匹敵する。

SGホールディングス初値予想

SGホールディングス初値予想は知名度の高い佐川急便であることはプラス材料だが、新規上場による売り出し株数の多さ、上場時の時価総額が5187億円と2017年最大のIPOとなることで、初値パフォーマンスは公開価格1620円に、10%高い1780円、20%高い1945円が妥当なところだろう。

佐川急便SGホールディングス事業内容




SGホールディングス幹事証券

引受人 引受株式数
大和証券 18,101,300
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 18,101,300
SMBC日興証券 6,233,500
みずほ証券 3,116,700
野村證券 2,397,500
47,950,300

佐川急便上場、東証一部へIPO大型案件で主幹事証券と準備段階に