アイペット損害保険IPO、株主に秋元康氏が名前を連ねて話題に

アイペット損害保険IPO

アイペット損害保険IPO

東京証券取引所はアイペット損害保険(7323)上場承認を3月22日に発表。新規上場市場はマザーズ、公開価格は仮条件2600円~2850円の上限2850円で決定。ペット市場の拡大と成長性、株主に有名プロデューサー秋元康氏が名前を連ねており話題性が高い。

同社は2004年にペット共済事業を開始、2006年の改正保険業法が施行されたことで2008年には少額短期保険業者になった。2010年からはアイペットが「ペット手術保険」の販売を開始、2012年に損害保険業免許を取得。

ペット保険うちの子

アイペット損害保険初値予想

アイペット損害保険初値予想はアニコムホールディングス(8715)が新規上場した公開価格と初値騰落率が参考にされる。当時、アニコム初値は公開価格の2倍となった。今回アイペット損害保険は大株主が公開価格の1.5倍でロックアップ解除となる点を考慮して、アイペット損害保険初値予想は2850円の1.5倍=4275円が目途となろう。

話題性としては、秋元康氏が同社の株主に名前が出ており、47,000株/発行株式の比率0.95%を保有している。ベンチャーキャピタルによる保有株式比率が高く、ドリームインキュベータが303万株/61.43%、みずほ証券プリンシパルインベストメントが23万4700株/4.75%を取得しており、投資家は大株主がロックアップ解除後に投資資金回収の為に売却するか警戒心が株価の動向に大きく影響しそうだ。

アイペット(7323)幹事証券

引受人 引受株式数
大和証券 367,900
SMBC日興証券 13,700
マネックス証券 34,200
岡三証券 13,700
いちよし証券 13,700
SBI証券 6,800
450,000