フルテック上場承認、初値予想よりもセカンダリ投資に注目IPO

フルテック上場承認、地味だが要注目IPO

東京証券取引所は2月16日にフルテック(6546)の上場承認を発表した。上場日は3月22日、東証二部市場へ新規株式公開する。同社は北海道札幌市を地盤とする自動ドア開閉装置の販売・施工・保守、ステンレス建具の製造・販売などを営んでいる。

公募60万株、売出し51万9200株、OA(オーバーアロットメント)16万7800株、主幹事は野村證券で公開価格は仮条件540円~600円の上限600円で決定している。公開規模7億7200万円、小型IPO案件で地味ではあるが要注目IPO。

フルテック初値予想は公開価格を上回るものの、東証二部市場という人気が薄い観点から初値騰落率が2倍という高いパフォーマンスは得られないとの観測が一般的。ただ今年のIPOでジャスダック市場と名証二部市場に上場した安江工務店(1439)が、公開価格1250円に対して初値1300円と公開価格を50円しか上回らなかったのにセカンダリで上場後の株価は2580円まで値上がりしたのを考えると、フルテックにも初値は期待せずともセカンダリ投資が魅力ありそう。

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フルテック上場IPO初値予想

http://www.fulltech1963.com/




幹事証券

引受株式数
野村證券 387,800
みずほ証券 89,500
SMBC日興証券 55,900
いちよし証券 35,500
SBI証券 22,300
岩井コスモ証券 5,500
エース証券 5,500
600,000