スシローグローバルHD初値は公開価格を4.7%下回る3430円で寄り付く

スシローグローバルHD初値は3430円

スシロー初値公開価格割れ

知名度の高さと760億円超の巨額な資金調達で注目度の高いスシローグローバルホールディングス(3563)が東証一部に新規上場した。IPO初値予想コンセンサスで弱い初値形成と見込まれてた通りに売り気配スタート。

スシロー初値は3430円で公開価格3600円を4.7%下回る結果となった。初値形成後の株価は徐々に買い優勢で9時35分に3575円(初値比145円高)まで値上がりしている。

前身のあきんどスシローは2003年に東証二部へ上場、2009年には投資ファンドとMBO(マネジメント・バイアウト)して上場廃止。非上場化による経営の自由度を高め、業績改善・企業価値を高めて2017年3月に約8年ぶりの再上場した。

投資家の間では再上場IPOに厳しい見方がされるようになった、3月22日に再上場したマクロミル(3978)も初値が公開価格を割り込んだ参考例になる。

一方できょう、人工知能AI、ビッグデータ解析情報サービス提供のユーザーローカル(3984)が新規上場したが、こちらは買い気配のまま値がついていない。投資テーマに人気がありユーザーローカル初値予想コンセンサスは公開価格を2倍以上上回ると注目IPOになっている。

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